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JPT Elementaryが法務省出入国在留管理庁より日本語教育機関へ入学する資格に認定

2023-10-12

~ 2023年9月より、ネパールでの試験がスタート!~

日本語を母語としない日本語学習者を対象に日本語能力試験を実施運営する、当社グループの一般社団法人 日本語能力試験実施委員会(事務所:京都市中京区、代表理事:北田 秀司)が開発した、初学者(JLPTのN4、N5レベル相当)向けの日本語能力試験 JPT Elementaryが、この度、法務省出入国在留管理庁より日本語教育機関へ入学する資格※として認定されたことをお知らせいたします。
2023年9月より、ネパールでの試験がスタートし、今後、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマー、カンボジア、フィリピンなどでの実施を予定しております。

※ 68点以上取得していること

 

■JPT Elementaryの概要

○初学者(N4、N5レベル)向けの試験

試験時間はJPTよりも短く、聴解25分、読解25分の合計50分、問題数もJPTよりも少ない、聴解40問、読解40問の合計80問となっており、初学者(N4、N5レベル)が受験しやすい試験です。

 ※聴解試験の長さは試験によって多少変わることがあります。

 

○テスト結果はスコア表記

JPTと同様に、テスト結果は合格・不合格ではなく、スコアで表示されます。JPTが990点満点なのに対し、JPT Elementaryは200点満点となっております。過去の試験データをもとにJPTとのマッピングスコアを算出しているため、JPT同様にJLPTのN4、N5レベルをスコアで判定することができます。

≪スコアの測定範囲≫

 

○法務省出入国在留管理庁認定資格

JPTと同様に、法務省出入国在留管理庁より日本語教育機関へ入学する資格として認定されました。成績証明書には、JPT Elementaryのスコアだけではなく、JPTのスコアも併記されます。日本語能力証明が必要な際は、JPT、JPT Elementaryのスコアともにご利用いただけます。
≪法務省のホームページ≫
https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/nyuukokukanri07_00159.html

 

○試験は年12回実施

試験回数は、JPTと同様に年12回の実施(実施国によって異なる)を予定しており、受験者の利便性向上を図ります。

 

JPT日本語能力試験とは?

JPTは1985年にスタートし、年12回、これまでに370回以上(※1)実施されている日本語能力試験です。日本で就学、就業する上で必要となる、コミュニケーション能力を客観的に測定、評価することを目的としており、法務省出入国在留管理庁において日本語教育機関へ入学する資格(※2)として認められています。

※1 2023年2月時点  ※2 315点以上取得していること

日本語能力試験JLPTとJPTの違い

JLPTは、外務省の外郭団体『国際交流基金』が実施している試験で、JLPTがN1~N5の5段階評価なのに対して、JPTは合否ではなく、5点刻みのスコア表示。990点の高スコアまで採点できるため、高度な日本語力が必要な職種でも対応できるほか、合格・不合格の段階評価では表せない能力比較を正確に行うことができます。
また、結果発表も2週間後とスピーディーです。

※JPTは聴解と読解の計 200 問の出題形式で、10~990点のスコアで採点されます。

 

≪JPT・JPT Elementaryに関するお問い合わせ先≫

一般社団法人 日本語能力試験実施委員会
京都市中京区車屋町通竹屋町上る砂金町403番地 田丸産業ビル1F
TEL:075-253-6180(受付時間10:00~18:00 土日祝除く)
e-mail:info@jptest.jp